ジャッチの難しさ 〜子供が熱!どうしょう〜

『小さい子はよく熱を出す』


聞いてはいたけど、1度目の育休復帰で、

保育園の洗礼を受け、痛いほど痛感した。


毎月、

『熱があるので迎え来てください』

『下痢が3回続いているので、迎え来てください』

『身体にボツボツが出ています!手足口病かもです』


何かしらのお迎えコールに、震えた。

うんざりすることもあり、子供に対する罪悪感や職場に対する申し訳なさ。


毎日毎日、沢山の人たちに謝っていた。


それから月日が流れ、

上の子は3歳9ヶ月になり、随分強くなった。


下の子も1歳になり、4月から保育園に通っているが、まぁ風邪を引かない健康児(今の所)


まもなく、2度目の育休復帰から、3ヶ月が経ったがびっくりするほど順調でした。


が、、

今週月曜日の夜から、上の子の機嫌が悪い。

その日は、保育園でのプール開きだったから、

疲れているのかな?くらいに思っていた。


火曜日

朝、行きたくないーと泣く。

なだめたり、怒ったりしながらなんとか保育園へ。

夜、身体が熱い!熱は37.9℃

幸い、夫が明日は在宅で仕事するから、大丈夫だよ。と言ってくれて、有り難く甘える。


水曜日

夫が家にいるので、安心して仕事へ。

上司に明日休む可能性があることを報告。

休む事を想定して、時短では帰らずに、

明日の仕事分も纏めて処理。

帰宅すると、熱は36.9まで下がり、元気。


ん?明日大丈夫じゃ、、ないの?

うーん。行こう!


木曜日

朝、行きたくないーと泣く。

あれ?デジャブ?

なだめたり、怒ったりしながらまたまた保育園へ。

朝一から会議だったので、デスクから離れている間に、呼び出しコール。。


『37.8℃あります。迎え来れますか?』


私『この後、アポイントがあり、対応してからなるべく早く行きます』


チームのみんなが、

『対応変わるから、帰っていいよ』


有難い。

でも、どうしても自分で取ったアポだし、

担当者が直前で変わるなんて不信感じゃないかぁぁ!

頭はグルグル。


下の子なら迷わす行くが、

何とかなるよね?アポ対応終わったら、

直ぐに迎えに行けば、いつもより早く行けるし。

グルグルグルグル。


私『うーん。でも、結構強引にアポ取ったので、対応してから帰らせてください』


なんとか、いつもより早く帰り

迎えに急ぐ。全ての乗り換えは走る。


やった!いつもよりは早く保育園へ到着!


着くと、クラスから七夕の合唱が聞こえる。

私を見つけると、笑顔で走ってくる子供に安心した。


午後睡をしたら、回復したようで、

熱は下がっていた。


『明日お休みできませんか?やっぱり元気はいつもよりないので、、』


私『うーん。熱が上がれば休みますが、明日もどうしても外せなくて、、。様子見て調整します』


悩む。

もちろん休ませた方が良いのはわかる。


でも、、元気なんだもん。

明日もアポ入っているんだもん。


復帰したてで、今は結果出さないと、

配置替えになっちゃうかも知れない。


休むなら早く職場へ報告入れないと、

迷惑かけてしまう。


でも、元気なんだもん。


ループする。


ジャッチができない。


金曜日

朝、行きたくないーと泣く。

やっぱり。。

熱は36.9℃。


ごめんよ。

ママは行く!


保育園には早く帰れるように、調整します。

熱が上がったら直ぐに行きます!

と、伝え、今職場に向かっている。


こんな時、世のワーキングマザーの皆さんはどうしているんだろう。

私は母親として失格なんじゃないか。


電車に乗りながら涙が出そうになった。


でも、これからアポがあり、

自分の感情は出さないで切り替えないと、

支援なんてできない。


がんばろう!

『働き続ける』ということ 〜私が大事に思っていること〜

気がつけば、社会人になって10年が過ぎた。


新卒で入社した会社は、広告代理店。

いわゆるブラック企業で、毎日終電近くまで働いた。


当時は通信業界のバブル時代と言われ、

入社して配属された部署では、販売代理店として、ひたすら光ファイバーを販売していた。


毎日通り過ぎる人たちに、

『インターネットはご利用していますかぁ?』

と、聞く。

施策や割引のキャンペーンで興味を引きつけ、契約まで持っていく。


契約が全く取れない日もあれば、

10件以上の契約を取れる日もあった。


光ファイバーを販売したくて、入社したわけじゃないのに‥

なんか、でっかいイベントの企画とか、

フェスティバルの企画とかしたいのにっ!

(若かったな)


と、毎日眉間にシワを寄せていた気がする。


それから、

広告費のコスト削減の提案営業したり、

石で作れる名刺の営業代行したり、

携帯のキャンペーンを受託して、人材の手配したり、

海外(アジア圏)に進出してみて、言葉の通じない国に単身で行き、タクシーでスラム街に連れていかれ、降ろされかけたり。

(人生最大のピンチ!)


たくさんの部署に配属されては、

ギリギリの心がチリチリになりそうになりながら、日々を5年過ごした。


倒れかけていたところ、

縁があって今の会社へ転職。


労務環境は若干よくなり、

生活リズムが正常に戻り、

職場恋愛をちゃっかりして30歳目前に、

結婚→出産(1度目の産休&育休)→復帰

1年後、二人目妊娠(2度目の産休&育休)

→復帰(今ここ)


新卒至上主義の会社なので、、

中途社員の正社員で、産休を取得したのは、

(たぶん)初めて。


前職ブラック企業で、泥水を山ほど飲んでいたので、精神力はやや高めだったこともあり、


『誰にどう思われても、働き続けることに意味がある』

と、念頭に、今はただただ、

しんどくても、辞めたくなっても、


働く×子育てを前向きにをモットーに頑張っています。