『働き続ける』ということ 〜私が大事に思っていること〜
気がつけば、社会人になって10年が過ぎた。
新卒で入社した会社は、広告代理店。
いわゆるブラック企業で、毎日終電近くまで働いた。
当時は通信業界のバブル時代と言われ、
入社して配属された部署では、販売代理店として、ひたすら光ファイバーを販売していた。
毎日通り過ぎる人たちに、
『インターネットはご利用していますかぁ?』
と、聞く。
施策や割引のキャンペーンで興味を引きつけ、契約まで持っていく。
契約が全く取れない日もあれば、
10件以上の契約を取れる日もあった。
光ファイバーを販売したくて、入社したわけじゃないのに‥
なんか、でっかいイベントの企画とか、
フェスティバルの企画とかしたいのにっ!
(若かったな)
と、毎日眉間にシワを寄せていた気がする。
それから、
広告費のコスト削減の提案営業したり、
石で作れる名刺の営業代行したり、
携帯のキャンペーンを受託して、人材の手配したり、
海外(アジア圏)に進出してみて、言葉の通じない国に単身で行き、タクシーでスラム街に連れていかれ、降ろされかけたり。
(人生最大のピンチ!)
たくさんの部署に配属されては、
ギリギリの心がチリチリになりそうになりながら、日々を5年過ごした。
倒れかけていたところ、
縁があって今の会社へ転職。
労務環境は若干よくなり、
生活リズムが正常に戻り、
職場恋愛をちゃっかりして30歳目前に、
結婚→出産(1度目の産休&育休)→復帰
1年後、二人目妊娠(2度目の産休&育休)
→復帰(今ここ)
新卒至上主義の会社なので、、
中途社員の正社員で、産休を取得したのは、
(たぶん)初めて。
前職ブラック企業で、泥水を山ほど飲んでいたので、精神力はやや高めだったこともあり、
『誰にどう思われても、働き続けることに意味がある』
と、念頭に、今はただただ、
しんどくても、辞めたくなっても、
働く×子育てを前向きにをモットーに頑張っています。